広島基町・長寿園高層住宅(広島市中区) / DSC_0045



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 基町地区案内板。青い部分が市営住宅でピンクが県営住宅、オレンジが付帯施設です。屏風型にならんでいる青い住棟は高層棟です。
 第二次大戦前は軍の施設用地だったところで、戦後は引き揚げ者や越冬者の木造住宅が建て込んでいたのですが、その後周辺部はバラック等が過密化し、所謂「原爆スラム」と呼ばれるほど不良化するに及んで県と市は ここを再開発の重点地区として30haのうち、9haを基町高層住宅、3haを長寿園高層住宅とし、残りを都市公園と中層住宅、生活関連施設として計画しました。高層地域は昭和44年(1969)建設開始。
 軍の施設跡地の再開発とということで典型的な面開発型ではありますが、商業施設、医療施設、公衆浴場、学校、駐車場等、 郊外型大規模団地に匹敵する生活関連施設を持っているのも特徴です。太田川デルタによって、周辺市街地地区と隔離されているのも要因の一つかもしれません。